エピクロスとストア
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書誌事項
エピクロスとストア
(Century books, . 人と思想||ヒト ト シソウ ; 83)
清水書院, 1989.8
- タイトル読み
-
エピクロス ト ストア
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注記
エピクロスとストア年譜: p227-241
参考文献: p242-243
内容説明・目次
内容説明
原子論と連続論とは、それぞれエピクロスとストアの自然学の根拠であった。しかし、アレクサンドロスの死亡にはじまるヘレニズム時代にあっては、彼らの主要関心は倫理学に向けられていた。エピクロスは、「かくれて生きる」ことを柱に、身体の無苦と精神の平静を説いた。ストアは、大自然の演出するドラマを理解し、それに参画して生きることを柱に、脱感情を説いた。この倫理的関心の方向の相違はそのまま知識論、とくに感情論の相違につながった。本書では、第1編の生涯論で、思想家の生涯を交友関係や、エピソードなどにもふれて、興味深く克明に記述、第2編では、その主要著書を選択して、概説とその中心となる思想を、わかりやすく紹介してあります。
目次
- 1 エピクロスの生涯と著作(エピクロスの生涯;エピクロスの著作)
- 2 エピクロスの思想(規準論〈知識論〉;自然学;倫理学)
- 3 ゼノンの生涯とストアの著作(ゼノンの生涯;ストアの著作)
- 4 ストアの思想(知識論;自然学;倫理学)
「BOOKデータベース」 より