精神の政治学 : 作る精神とは何か
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精神の政治学 : 作る精神とは何か
(Fukutake Books, 13)
福武書店, 1989.10
- タイトル読み
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セイシン ノ セイジガク : ツクル セイシン トワ ナニカ
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内容説明・目次
内容説明
言葉のもつ本来的な意味での「自然」は、もはやこの世には存在しない。人間の身体でさえも、テクノロジーの産物である食物の決定的影響を受けており、世界の一構成物として我々が作り出した「作品」と言っても過言ではない。—技術的効率性を極限まで追求してきた近代社会の中心イデオロギーである「作る精神」が、対象の徹底したモノ化により最終的に招き寄せるであろう「全体死」の危険性を明らかにし、新たな地平を模索した最新評論集。
目次
- 思想の現況
- 理性の自己反省
- 「新しい」とはどういうことか
- 具体的に考える(精神の政治学;不可視の監視・支配装置;メディアとノイズ;老いと現代;紋切型の行為)
- 生産主義的理性の限界点(信用と他者;生産と死)
「BOOKデータベース」 より