蠱物(まじもの)としての言葉
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蠱物(まじもの)としての言葉
有斐閣, 1989.10
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蠱物としての言葉
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マジモノ トシテノ コトバ
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Description and Table of Contents
Description
森有正はかつて、ヨーロッパ語が“判断的”であるのに対して日本語は“蠱惑的”であると語った。日本人はなぜ言葉にまどわされるのか?なぜとらわれるのか?—日本語のもつ魔力的な構造に迫り、日本文化の深層を解明した注目の書。日本人の言葉とのかかわりの考察から日本社会の基底的な精神構造を解読する。異色の日本文化論。
Table of Contents
- 蠱惑的と判断的
- バルトの「日本」
- 天皇と記号
- 文字による威圧
- 文字の包み
- 翻訳
- みかけと叫び
- 換喩的語法
- 日本人のスノビスム
- 文化の沿岸性
- スノビスムと死
- 雲
- 現実ということ
- 道
- 五月病
- 内在性とはかなさ
- 事物に対する二つの態度レウサギの脳
- 質から量へ
- スケープゴート
- 一木一草
- 「天皇」という言葉
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