永遠の亡命者たち : 知識人の移住と思想の運命
著者
書誌事項
永遠の亡命者たち : 知識人の移住と思想の運命
新曜社, 1989.10
- タイトル別名
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Permanent exiles : essays on the intellectural migration from Germany to America
- タイトル読み
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エイエン ノ ボウメイシャタチ : チシキジン ノ イジュウ ト シソウ ノ ウンメイ
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注記
原著(New York : Columbia Univ. Press , 1985)の全訳
その他の訳者: 藤澤賢一郎, 竹村喜一郎, 笹田直人
人名・事項索引: 巻末
内容説明・目次
内容説明
ナチスの圧政によってアメリカに亡命を強いられたフランクフルト学派とその周辺の人びとの思想と行動の軌跡を丹念に掘り起こし、20世紀における〈知〉の運命を浮上させる。
目次
- 第1部 フランクフルト学派(ユートピア主義のメタ・ポリティクス;フランクフルト学派のマルクス主義的ヒューマニズム批判;亡命中のフランクフルト学派;カール・マンハイムと知識社会学に対するフランクフルト学派の批判;反ユダヤ主義とワイマール左派;ユダヤ人とフランクフルト学派—反ユダヤ主義についての批判理論の分析;レオ・ローウェンタールの80歳の誕生日に寄せる祝賀記念論文集ヘの序論;肯定的全体性と否定的全体性—批判理論流の学際的研究におけるひそかな緊張;アメリカにおけるアドルノ)
- 第2部 他の亡命者たち(ジョージ・リヒトハイムの死去;ジークフリート・クラカウアーの脱領域的生涯;翻訳のポリティクス—ブーバー=ローゼンツヴァイクの聖書翻訳をめぐるジークフリート・クラカウアーンとワルダー・ベンヤミン;アドルノとクラカウアー—傷つけられた友情に関するノート;ハンナ・アレントの政治的実存主義;ヘンリー・バハターの追想)
「BOOKデータベース」 より