幻のキネマ満映 : 甘粕正彦と活動屋群像
著者
書誌事項
幻のキネマ満映 : 甘粕正彦と活動屋群像
平凡社, 1989.8
- タイトル別名
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満映 : 幻のキネマ : 甘粕正彦と活動屋群像
- タイトル読み
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マボロシ ノ キネマ マンエイ : アマカス マサヒコ ト カツドウヤ グンゾウ
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注記
3刷のページ数: 387p(最終ページ付とれる)
年表・フィルモグラフィー: p[333]-381
参考文献: p386-387
内容説明・目次
内容説明
中国大陸の原野に咲いた徒花—「満映」の興亡を鮮烈に綴る。かつて日本が大陸につくり上げた傀儡国家=満州国。その新興国家の文化政策の柱として設立されたのが満州映画協会、通称「満映」である。大杉栄を虐殺した甘粕正彦を理事長とし、国内外から著名な映画人・文化人が多数参集し、女優李香蘭(山口淑子)も、ここで華麗なデビューを飾った。やがて日本の敗戦で、スタジオの照明は消えた。本書は「満映」で製作された287本の全作品の紹介、製作にたずさわった有名無名の人びと、そして国家による文化政策の内定を活写する日本映画史ドキュメントである。
目次
- 第1章 母の国への旅立ち
- 第2章 満映事始
- 第3章 甘粕正彦の満映理事長着任
- 第4章 右翼、左翼、活動屋の華麗な饗宴
- 第5章 甘粕正彦の自殺、崩れ落ちた楼閣
- 第6章 東北電影—革命と苦闘の中で
- 年表・フィルモグラフィー
「BOOKデータベース」 より