蒋経国伝
著者
書誌事項
蒋経国伝
同成社, 1989.8
- タイトル別名
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The biography of chiang ching-kuo
- タイトル読み
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ショウ ケイコク デン
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内容説明・目次
内容説明
台湾経済のめざましい発展は、蒋介石の後継者蒋経国の手腕に負うところが大きい。本書は蒋経国の伝記を史実に則して客観的にとらえ、中国現代史の実像にせまろうとするものである。蒋経国の一生は、まさに中国現代史の主要部分を体現している。青年時代、ソ連に留学して、マルクス・レーニン主義にとらえられて帰国して彼の、その後の歴史的展開の中での動きは、「天安門事件」を理解するうえでの一つの重要なカギを提示するものといえよう。
目次
- 1 渓口、幼年時代
- 2 上海、北京、そして広州
- 3 モスクワの孫逸仙大学
- 4 ニコラ同志
- 5 ロシアの民衆と共に
- 6 さようなら、モスクワ
- 7 公正の人—蒋青天
- 8 偉大なる西北地区
- 9 「政治大学」をめぐるCC派との対立
- 10 外公特派員として(対ソ交渉)
- 11 戡建大隊
- 12 8・19物価防衛線
- 13 敗北の日々(南京、渓口、上海)
- 14 激動と敗退
- 15 台湾—新しき出発
- 16 総政治部主任として
- 17 呉国槙事件
- 18 中共軍の攻勢(一江島、大陳島防衛戦)
- 19 孫立人反乱事件
- 20 5・24事件と民衆の暴動
- 21 雷震事件と言論弾圧
- 22 実力者への道
- 23 蒋経国時代
- 24 総統就任
- 25 後日譚
「BOOKデータベース」 より