最初にアメリカを見た日本人

書誌事項

最初にアメリカを見た日本人

キャサリン・プラマー著 ; 酒井正子訳

日本放送出版協会, 1989.10

タイトル別名

The first Japanese to America

タイトル読み

サイショ ニ アメリカ オ ミタ ニホンジン

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注記

文献: p287-292

内容説明・目次

内容説明

将軍の政府が鎖国を持ちこたえようと懸命な頃、過酷な運命のなかでアメリカやハワイに漂着した彼らは、異国に不思議の国日本の情報を伝え、一方で祖国に外国の実情を伝えて識者を啓蒙する役割を果たした。本書は足で集めた日米交渉初期の海事史料により、歴史のなかでは「ものいわぬ」漂流民の生きた姿を比較文学的手法で生き生きと蘇えらせる。

目次

  • 漂流と時代背景(漂流民;船と船乗り;風と海流;アメリカ、太平洋の対岸に目を向ける;捕鯨事業;本国送還の危険;鎖国を破るアメリカ人;日本人とアメリカ人はお互いをどう見たか?)
  • 漂流記(アメリカの土を踏んだ初めての日本人、重吉;故国日本に背を向けた漂流民、音吉;日本版「スーパーマン」、次郎吉;向学心に燃える漁民、万次郎;江戸湾で食料薪水補給を受けた最初の船「マンハッタン号」;日系一世第一号、ジョセフ・ヒコ;運の悪い男、ダン・ケッチ;臆病者の船乗り、サム・パッチ)
  • 資料(付表1 北アメリカ(メキシコを含む)に漂着もしくはアメリカ船に救出された日本人漂流民1617‐1854年;付表2 鎖国日本に侵入したアメリカ船〈難破船も含む〉1791‐1854年)

「BOOKデータベース」 より

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