書誌事項

オゾン消失

川平浩二, 牧野行雄著

(読売科学選書, 21)

読売新聞社, 1989.10

タイトル読み

オゾン ショウシツ

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内容説明・目次

内容説明

人間に有害な太陽の短紫外線は、成層圏下部を中心とするオゾン層によって吸収されている。しかし、文明の排出するフロンガスが上空で分解し、オゾンと化学反応して紫外線バリヤーを5%も減少させることがわかった。著者ら世界のオゾン学者の観測と研究により、南極成層圏が冷えて極成層圏雲が増え、ここでフロン起源の塩素がオゾン層の心臓部をえぐり取るような化学反応を起こすことがわかった。

目次

  • 第1章 文明の落し穴—「オゾンホール」発見まで
  • 第2章 地球と大気と太陽—高空では空気も砕け散る
  • 第3章 生命を守るベール—オゾンとオゾン層
  • 第4章 悪役となったフロン
  • 第5章 オゾン消失の化学
  • 第6章 紫外線と地球生物
  • 第7章 北半球のオゾンも減っている—現状と将来予測
  • 第8章 観測しなければわからない—現在の観測器と今後の方向
  • 第9章 世界の動き

「BOOKデータベース」 より

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