1930年代英国の平和論 : レナード・ウルフと国際連盟体制

書誌事項

1930年代英国の平和論 : レナード・ウルフと国際連盟体制

吉川宏著

北海道大学図書刊行会, 1989.12

タイトル別名

1930年代英国の平和論

タイトル読み

1930ネンダイ エイコク ノ ヘイワロン : レナード ・ ウルフ ト コクサイ レンメイ タイセイ

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注記

文献目録: 巻末p6-18

内容説明・目次

内容説明

本書は、1930年代英国を対象として、戦争と平和に関する当時の多様な論議を考察し、その全体像を明らかにしようとするものである。この時期の英国で平和論の主潮をなしていたのは、その前の20年代に引き続き、国際連盟を中心に国際の平和と安定を考える主張であった。それは、後に「宗教的魔力」とさえ評されることになるほどの影響力をもっていたのである。

目次

  • ウルフと「連盟信奉者たち」
  • 別の大戦の脅威
  • 平和論者の分裂
  • ファシズムの脅威とドイツの脅威
  • 力に基づく和解の政策
  • 集団安全保障体制の現実
  • 平和主義の純化と対独宥和論
  • 社会主義的外交政策
  • 国際連盟失敗後の選択肢
  • 文明への裏切り
  • 現実主義者への駁論

「BOOKデータベース」 より

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