現代文学と天皇制イデオロギー
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現代文学と天皇制イデオロギー
新日本出版社, 1989.12
- タイトル読み
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ゲンダイ ブンガク ト テンノウセイ イデオロギー
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内容説明・目次
内容説明
ポストモダン、「ゼロ記号」論、「文化概念としての天皇」制論、果ては自然消滅論にいたる天皇制に架橋する現代思潮の反民主主義、非合理主義的本質を浮き彫りにする論考16編を収録。
目次
- 「昭和」終焉、一実作者の感想
- 天皇問題と文学者の発言
- 天皇歌と歌人の天皇呪縛
- 天皇問題を考える—プロレタリア文学との関連で
- 「天皇俳句」の詠法
- 成立しない妄言—天皇と日本文学をめぐる江藤淳の発言
- 絶対主義的天皇制に反対した日本共産党の立場—『朝日ジャーナル』の大岡昇平氏の談話に関連して
- 天皇・天皇制美化の文芸評論家たち—戦後文学再検討論の新たな〈発展〉批判
- 江藤淳の中野重治論をめぐって—「五勺の酒」と天皇
- 天皇制に架橋する現代思潮
- 日本的抒情の政治性—歌会始から後鳥羽院へ
- 三島由紀夫の亡霊
- 破壊願望の反動的深化—村上龍『愛と幻想のファシズム』の到達
- 吉本隆明の天皇制論—「産業の高度化」賛美と天皇制自然消滅論
- ポスト・モダンと天皇制—柄谷行人の天皇制=ゼロ記号論批判
- 「昭和詩」と天皇制—詩精神のあらたな探求をめざして
「BOOKデータベース」 より