日本人の一生
著者
書誌事項
日本人の一生
(講談社学術文庫, [913])
講談社, 1990.2
- タイトル別名
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人生の歴史
- タイトル読み
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ニホンジン ノ イッショウ
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日本人の一生
1990
限定公開 -
日本人の一生
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注記
昭和40年1月 河出書房刊の「人生の歴史」を改題したもの
内容説明・目次
内容説明
日本人のタマ=魂は、遥か海の彼方の妣が国からやって来る。誕生・成人・結婚・死生。私たちの一生は、その折節を特有の通過儀礼によって区切られている。神を祭り神に祈り、季節の行事や共同体の習俗に従って生きる。そしてタマの帰るときが来れば、残した者たちの「御先祖」として永生の時を得ることを至上の望みとした。本書は、そのような日本人の哀歓にみちた一生をトータルに描き出している。
目次
- 序 魂のふるさと(民族の郷愁;海のかなたの他界;いろいろのタマ)
- 1 神から人へ(お産と小石;産屋の誕生;産湯;産神と箒神;幼児の生存権;名前の話;日本のゆりかご;成長の段階)
- 2 こどもの世界(むかしの教育;親子でないオヤコ;初潮を祝う;こどもの中の古代)
- 3 青春の歴史(若いということ;青年と試練;むかしの青春;祭りの夜と若者たち;恋愛の歴史;神と巫女の結婚)
- 4 人生の哀歓(聟入りから嫁入りへ;亭主と主婦;村と年齢層;病気と日本人)
- 5 死とその後(魂と肉体;喪の終結;生れがわり)
- 6 人生の目的(日本人の死生観;人の世の幸福)
「BOOKデータベース」 より