書誌事項

アール・デコの摩天楼

小林克弘著

(SDライブラリー, 1)

鹿島出版会, 1990.2

タイトル別名

アールデコの摩天楼

タイトル読み

アール・デコ ノ マテンロウ

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内容説明・目次

内容説明

アール・デコの摩天楼は、アメリカの1920年代を支配したさまざまな状況のぶつかりあいの中で成長し、活気づけられていったのである。経済原則の支配VSそこからの逸脱、ハイ・アート性VSホップ・アート性、法の支配VSその積極的な活用、近代への憧れVS伝統の根強さ、etc.こうした相反する傾向の中から、さまざまなシンボリズムが形成された。実にアメリカの20年代は、独特のシンボリズムで満ち満ちた時代であった。それは、通常モダニズムという呼び名が喚起する近代とは全く異なる、「もうひとつの近代」とでも呼ぶべき時代なのであった。

目次

  • 主題と方法
  • 諸背景
  • ニューヨーク・ゾーニング法1916
  • 新たな造形課題と可能性の模索1920〜23
  • 新たな摩天楼の出現と装飾の変化1924〜25
  • アール・デコの二面性—全体形と装飾の結合1926〜27
  • スタイルの円熟と変容1928〜33
  • もうひとつの近代

「BOOKデータベース」 より

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