実存への旅立ち : 三好十郎のドラマトゥルギー
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実存への旅立ち : 三好十郎のドラマトゥルギー
而立書房, 1989.10
- タイトル読み
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ジツゾン エノ タビダチ : ミヨシ ジュウロウ ノ ドラマトゥルギー
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内容説明・目次
内容説明
彼はなぜ戯曲を書いたのか。彼は戯曲に何を込めたのか。そして、三好十郎とは…。時代を、人間を、自分自身を、激しく問い続けた男。その存在の根幹を、その位相を、西村博子が渾身の力を込めて描いた、三好十郎論決定版。
目次
- “私”戯曲「浮標」におけるドラマと虚構
- 「峯の雪」周辺
- 続・「峯の雪」周辺
- 「廃墟」覚え書き
- 「神という名の殺人者」小論
- 「橋の下」掌論
- 1923年の演劇青年たち
- ものを書くということの弁証法
- 百姓仙太はいま蘇る、か?
- 「斬られの仙太」掌論
- 喪失への想い、「妻恋行」
- 時の流れ
- 三好十郎の実存・生と死と
- 三好十郎の“おりきもの”
- 三好十郎と「胎内」
- 三好十郎、実存への出発
- 三好十郎の営為
- JM館の1週間
- シンポジウム「三好十郎をめぐって」
「BOOKデータベース」 より