インドネシアのイスラム教育
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書誌事項
インドネシアのイスラム教育
勁草書房, 1990.2
- タイトル読み
-
インドネシア ノ イスラム キョウイク
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注記
文献:巻末p17-28
内容説明・目次
内容説明
本書はインドネシアのイスラム教育、それも近代学校ではなく伝統的な教育組織であるポンドック・プサントレンを現代的な問題として扱おうとするものである。
目次
- 序章 インドネシアのイスラム教育をめぐる問題—ポンドック・プサントレンの制度的な位置と重要性
- 第1章 プサントレン教育の伝統的な姿(宗教教育機関のアナロジー—ギアツによるプサントレン描写を中心に;伝統的なイスラム学習の内容;イスラム近代主義から見たプサントレン像と改革の方向)
- 第2章 プサントレン教育の実態と変容—大プサントレンの事例(プサントレンをめぐる今日的状況;プサントレン・スルヤラヤ—タレカットの保持と活動の広がり;プサントレン・ルジョソ—タレカットから総合的な学園へ;プサントレン・テプイレン—イスラム伝統派の拠点と教育革新;プサントレン・リルボヨ—道具科目、キタブ、マドラサ;ブサントレン・クラピヤ—キラアの専門性、外部の教育機関との連携;ポンドック・ゴントル—整備された学校制度、キタブの学習から全般的な語学力の重視へ;大プサントレンにおけるマドラサと学校制度の導入)
- 第3章 プサントレンの地域像—プサントレン・テガルレジョを中心として(プサントレン・テガルレジョの事例;テガルレジョ郡のプサントレン;マグラン県のプサントレン—パヤマン、ワトゥ・チョンゴル、パベラン;クブメン県におけるプサントレンの実態—旧クドゥ理事州内におけるマグラン県との関係において;プサントレンの地域性)
- 終章 学校制度の導入による変化とそれが意味するもの
「BOOKデータベース」 より