内省と遡行
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書誌事項
内省と遡行
(講談社学術文庫, [826])
講談社, 1988.4
- タイトル読み
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ナイセイ ト ソコウ
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収録内容
- 内省と遡行
- 言語・数・貨幣
内容説明・目次
内容説明
外部に出ること、これが著者がめざした理論的仕事の課題である。ただし著者は、外部を実体的に在るものとして前提してしまうことと、詩的に語ることを自ら禁じた。むしろ、不徹底かつ曖昧な言説に止めをさすために、内部に自らを閉じこめ、徹底化することで自壊させる方法を採った。内省から始めた哲学理論の批判は、ここにぎりぎりの形で提示された。「内省と遡行」から「言語・数・貨幣」へ、さらに「探究」への転回を試みた画期的評論集。
目次
- 内省と遡行(主知性のパラドックス;下向と上向;知の遠近法;時と場所;作品とテクスト)
- 言語・数・貨幣(形式化と現象学的還元;代数的構造—ゼロと超越;順序構造—分裂生成)
- 付論 転回のための8章—「探究」からの抄録
「BOOKデータベース」 より