手のなかの暦
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書誌事項
手のなかの暦
(文春文庫, [さ-7-10],
文芸春秋, 1989.5
- タイトル読み
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テ ノ ナカ ノ コヨミ
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内容説明・目次
内容説明
女が生きるとは、手にふれたたしかな手ざわりのつみかさねでもある。深夜寝そびれたとき、仕事に倦んだとき、わたしはやはり息抜きとしての家事をする。アイロンかけの日もあるし、銀の匙をみがいている夜もある。この程度の家事をすることで生活者の実感をあじわい、のんびりできる息抜きを見出している。
目次
- 第1章 手のなかの暦
- 第2章 女たちの暦(挫折を恐れぬ愛を求めて;女のたたかい;変りつつある結婚の風景;亡き息子への鎮魂歌 ほか)
- 第3章 1人で暮す(1人暮し・12年前;食卓の新しい主役;強い心;わが家 ほか)
「BOOKデータベース」 より