からだを守る免疫の話
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からだを守る免疫の話
朝日新聞社, 1989.12
- タイトル読み
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カラダ オ マモル メンエキ ノ ハナシ
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内容説明・目次
内容説明
生命の不思議さを解くカギ「免疫」の全貌。病原菌がうじゃうじゃいるこの世界で、なぜ、病気にかからないのか。かかっても治るのか。なぜ、がんの治癒は難しいのか。なぜ、人は死ぬのか。
目次
- 免疫以前の防御網(皮膚—しなやかさが肝心、厚さ20ミクロンの角層;肺胞マクロファージ—たばこに狂う肺の番人;胃酸—菌を消毒、でもなぜ胃を溶かさない?;腸内細菌—敵か味方か、百兆個の細菌;肝臓—切っても元にもどる唯一の器官;血液脳関門—有害物を立ち入り禁止。でも、酒には気を許す)
- 不思議な免疫の仕組み(ワクチンの始まり—ジェンナーはだれに種痘をした?;抗体、一億種の兵隊—利根川教授が解いた大きなナゾ;母乳の功罪—子どもを守るが、病気を運ぶことも;T細胞とB細胞—絶妙な連係プレー、免疫最後の砦;ヌードマウス—もし、T細胞、B細胞がなかったら;細胞の指紋、HLA—集団としての多様性をつくる;習慣性流産—「相性の悪い夫婦」の方がよいという不思議;避妊ワクチン—人口爆発ストップの特効薬か;免疫除外地—透明な目は免疫届かず)
- 病気との戦い(エイズ—免疫の中枢を破壊するずるいヤツ、ネコも感染;アレルギー—免疫の過敏反応、清潔社会の病気?;アナフィラキシーショック—食後の運動が危ない;自己免疫病—外敵と味方の区別が混乱、無差別攻撃;リューマチ—患者数50万人の国民病、なぜか「金」が効く;骨髄移植—血液の入れ替え、血液型も変わる;自己血輸血—輸血ががんを招く;受動免疫療法—白血球を、がん撃退の兵隊に再訓練;がん抗原—あるのか、ないのか「がん細胞の顔」;自己破壊—自爆装置?人生の終わりは免疫が自分を壊す)
「BOOKデータベース」 より