桜史
著者
書誌事項
桜史
(講談社学術文庫, [916])
講談社, 1990.3
- タイトル別名
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櫻史
- タイトル読み
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オウシ
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注記
昭和16年櫻書房刊行の「櫻史」の文庫版である
内容説明・目次
内容説明
ただ「花」といえば「桜花」を指すといわれるほどに、春爛漫の桜は日本人に格別の意味を持つ。ようやく長い冬が去り、光あふれる春の訪れ。その証しとして美しい薄桃色の花が万朶と咲き匂うとき、私たちの春の歓びは極まる。桜と日本人のかかわりの歴史を、上古より現代まで七期に分け、桜花にまつわる逸話・詩歌・人物のあらゆる事柄についてまとめた。国文学研究の第一人者による比類なき“桜”讃歌。
目次
- 上古の巻(桜を花とのみいふことのはじめ;桜児;野山の桜 ほか)
- 中古の巻(花の宴;桜会;桜狩 ほか)
- 近古の巻(左近の桜;嵐山と北山;鎌倉の桜 ほか)
- 中世の巻(兼好法師の桜花観;吉野の花の嵐山;赤葉の八重桜 ほか)
- 近世の巻(花の御所;東山の花;醍醐の花見;碁打の花見;徳川光圀の愛花;上野の花;桜宮の歓進 ほか)
- 現代の巻(平野知秋の桜賦;小金井の行幸;開成山の桜 ほか)
- 附録(はな;日本精神と本居宣長)
「BOOKデータベース」 より