神鷲(ガルーダ)商人
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神鷲(ガルーダ)商人
(新潮文庫, ふ-7-10)
新潮社, 1990.2
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ガルーダ ショウニン
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上巻 ISBN 9784101178103
内容説明
昭和33年、総額803億円にのぼる日本の対インドネシア賠償協定が調印された。その翌年、日本を訪れたインドネシア独立の英雄スカルノは、内幸町のナイトクラブ「マヌエラ」で19歳の歌手・根岸直美を見初める。戦後賠償をインドネシアの独立興国に賭けるスカルノと、女を利用しても賠償貿易を有利にと企む日本商社の思惑が、彼女の、そして両国の運命を揺さぶって行く。
- 巻冊次
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下巻 ISBN 9784101178110
内容説明
スカルノ大統領第3夫人となった直美。彼女をまきこんで利権を争う東邦商事と岩下産商。巨額の金が動き、インドネシアの近代化は進む。ディアこと直美は、いまや両国の関係を取り持つ存在となった。だが彼女に群がった日本商社は、危機に現われ国を救うという伝説の神の鷲=ガルーダだったのか、それともハゲタカだったのか。戦後の賠償貿易を背景に展開された熾烈な商戦を描く長編。
「BOOKデータベース」 より