夏目漱石 : 反転するテクスト
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書誌事項
夏目漱石 : 反転するテクスト
(日本文学研究資料新集, 14)
有精堂出版, 1990.4
- タイトル読み
-
ナツメ ソウセキ : ハンテン スル テクスト
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注記
参考文献: p263
内容説明・目次
目次
- 記号・メタファー・物語(漱石『文学論』の現代的意義—記号学の視座から;漱石の文学理論の構造とその位相;「第一夜」考—漱石「夢十夜」論への序;『夢十夜』第一夜—字義的意迷の蘇生;夢の言説—「夢十夜」の語り;『それから』の百合;漱石『それから』の白くない白百合;波動する刹那—『夢枕』論;『虞美人草』の綾—「金時計」と「琴の音」)
- 言説としての家(明治文学と父の消去、父の復権;次男坊の記号学;「行人」論;『行人』への連関性/差異性の運動—「長野家」の外部/内部としての「友達」の〈言説〉;『行人』論—共振する沈黙への旅立ち;『三四郎』の母—〈森の女〉をめぐって)
- 文学・都市・高等遊民(不如帰の時代—虚子・寅彦・漱石;「情熱の否定」と「非人情」—明治39年の鴎外・漱石;群集のなかの漱石—ロンドン体験における都市の発見;「謎」の系譜—ミステリー・ゾーンとしての団子坂;「高等遊民」をめぐって—『彼岸過迄』の松本恒三;高等遊民とは何か—『彼岸過迄』を読む;「自然」と「法」—漱石と国家)
「BOOKデータベース」 より