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戦後史

正村公宏著

(ちくま文庫)

筑摩書房, 1990.4

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センゴシ

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内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784480023971

内容説明

第2次世界大戦が終結してから40年間にわたる日本の政治と経済を克明にたどった同時代通史である。敗戦、戦後改革、高度成長、転換期、国際化…と続く歴史の流れを、政治、経済、社会運動、イデオロギーなどの相互作用として捉えつつ、日本の戦後史を20世紀後半の世界史に結びつけていく2000枚に及び力作。上巻は敗戦から平和条約が締結され、“戦後はおわった”といわれる時期までを扱う。

目次

  • 第1章 敗戦と占領
  • 第2章 戦後改革と民主主義
  • 第3章 インフレーションと労働運動
  • 第4章 冷戦のなかの日本再建
  • 第5章 ドッジ・ラインと吉田内閣
  • 第6章 朝鮮戦争・日本再運備・平和条約
  • 第7章 経済自立への道
  • 第8章 産業合理化と労働運動
巻冊次

下 ISBN 9784480023988

内容説明

戦後日本40年に渡る政治・経済史。多くの識者が、戦後日本は世界史上まれにみる社会変革を遂げたと指摘している。著者はこの変革を経済と政治の二つのコンセプトによる巨大なダイナミズムとして捉え、この間のさまざまな政策の選択とその帰結を克明に記していく。社会科学者の冷徹な評価の底に、戦後民主主義とともに生きた著者の思想がにじむ労作である。

目次

  • 第9章 戦後政治の再編成
  • 第10章 日米安保条約の改定
  • 第11章 高度経済成長の時代
  • 第12章 社会的不均衡と環境破壊
  • 第13章 世界のなかの日本
  • 第14章 通貨危機と石油危機
  • 第15章 転換の時代

「BOOKデータベース」 より

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