誤解された歎異抄
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誤解された歎異抄
(カッパ・ホームス)
光文社, 1990.1
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ゴカイサレタ タンニショウ
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Description and Table of Contents
Table of Contents
- 近代的世界観が『歎異抄』を誤解させた
- 唯円の出自に関する誤解
- 『歎異抄』成立の隠された事情
- 『歎異抄』の魅力
- 親鸞の、偉大な思想家であるが故の孤独
- 『歎異抄』に際立つパラドックス
- 純粋で性急な若き日の親鸞
- 『歎異抄』と『正法眼蔵随聞記』の共通点
- 『歎異抄』の限界
- 「悪人正機説」は親鸞の思想の中心ではない
- 悪業に対する親鸞の反論
- 「悪人正機説」が親鸞思想の真髄を見失わせた
- 『教行信証』が親鸞の思想の中核を語る
- 「二種廻向」こそ、親鸞独自の思想である
- 人は永遠に生まれ変わり、死に変わる
- なぜ極楽を二種類に分けたのか
- 他力の思想を守るため信者を「差別」した
- 本当の極楽は光の世界である
- 親鸞の「和讃」に二種廻向をみる
- 源信、法然は釈迦の説法を聞いた
- 親鸞は聖徳太子の生まれ変わり
- 「美しい女身となってお前に犯されてやろう」
- 「あの世」を信じない近代人が、親鸞思想を誤解した
- 人間は永劫の流転を続ける
- 土着宗教が日本独自の再生の仏教思想を生んだ
- 「あの世」がなかったら、文明はなかった
- 阿弥陀仏は、人間に極楽の往復切符を与えた
- 近代人の誤解から親鸞を救い出せ
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