短歌を味わうこころ
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短歌を味わうこころ
（角川選書, 14）
角川書店, 1988.8
- タイトル読み
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タンカ オ アジワウ ココロ
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内容説明・目次
内容説明
荘厳で独自な歌境を拓いた著者の晩年のエッセイ１１０話を収めた。各地の風物や四季おりおりの草木のこと、あるいは人麿、鴎外・荷風・茂吉など先人や杜甫・蘇東坡・陸游など唐宋の詩人についてなど、佐太郎世界の秘奥が縦横無礙に語られている。
目次
- 第１章 泛春池（「柿本人麿」の頃；永井荷風先生；吉野秀雄さんのこと；米原の石標；良寛の歌一首）
- 第２章 樟若葉の音（ねんごろな語気；尽きない味わい；茂吉の歌一首；明治天皇御製；左千夫の歌；蘇東坡讃；小林勇氏；写生）
- 第３章 安房にて（『枇杷の花』のこと；一時の誤；ただ李を見る；詩簡淡；陸放翁）
- 第４章 移居（茂吉の評言；虚子の句；羽黒南谷；小泉信三先生；雁の歌；妻還暦）
- 第５章 自歌備忘（浜木綿；那智の滝；月満ちて；自歌備忘）
「BOOKデータベース」 より
