蕉風論考
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蕉風論考
（和泉選書, 50）
和泉書院, 1990.3
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ショウフウ ロンコウ
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
911.32||MA850207018
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Description and Table of Contents
Description
芭蕉が、天和時代に俳諧文学の確立を目指して志向した文学精神は、「侘び」「貧寒」の思想であったと言われているが、本書は、その考えを修正し、当時蕉門一派は漢詩文から「侘び」の詩風と共に艶治な作風を学び、そうした俳風こそ彼等が求めた風狂なる俳諧であると説く。
Table of Contents
- 天和期の蕉風俳諧—『虚栗』の世界
- 『孤松』をめぐって—『野ざらし紀行』の作風に及ぶ
- 『続虚栗』考—貞朽期蕉風俳諧の姿勢
- 言水編『前後園』をめぐって
- 服部嵐雪伝—家系・出生地・青年時代
- 服部嵐雪伝考—芭蕉入門から『猿蓑』入集まで
- 元禄後期の江戸蕉門の様相—享保俳諧史序章
- 芭蕉の龍門の二句
- 「わせの香や」句考
- 杉風筆「芭蕉翁座像図」記
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