書誌事項

不整脈

杉本恒明編集

(Medical topics series, 3)

メディカルレビュー社, 1990.2-

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タイトル読み

フセイミャク

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注記

執筆:田辺晃久ほか

各章末:文献

'93,'95,'01,'03,'05, '07, '09, 2013,2015,2017,2019の編者:井上博

'91より親書誌に巻数なし

内容説明・目次

巻冊次

2013 ISBN 9784779211508

目次

  • 基礎(心臓伝導障害の遺伝子基盤;KATPチャネルの基礎から臨床まで;リアノジン受容体と不整脈;重粒子線照射の不整脈治療への応用 ほか)
  • 臨床(法医学からみた心臓突然死;右脚ブロックを見直す;J波症候群の基礎—どこまでわかったか;J波症候群の臨床:どこまでわかったか ほか)
巻冊次

2015 ISBN 9784779214943

目次

  • 基礎(コモン不整脈の遺伝的リスク;致死性不整脈と遺伝子変異;iPS細胞を用いた抗不整脈薬の心毒性評価;コンピュータシミュレーションと不整脈;Ganglionated plexusと心房細動:基礎)
  • 臨床(Ganglionated plexusと心房細動:臨床;透析患者の心房細動治療;心房細動のレートコントロール療法:使用薬剤の見直し;わが国の心房細動アブレーションの現状と課題:J‐CARAF;心房細動の冷凍凝固バルーンアブレーション ほか)
巻冊次

'93 ISBN 9784896000481

目次

  • 心筋クロライド・チャネルをめぐる最近の話題
  • 直流通電の細胞電気生理学
  • 抗不整脈薬併用療法の基礎的検討
  • 心拍変動のパワースペクトルの意義
  • 自律神経と失神
  • ATP感受性頻拍発作
  • 房室結節回帰頻拍のアブレーション
  • 使用依存性ブロックの臨床的意義
  • QT延長症候群の最近の知見
  • 心房細動と塞栓症〔ほか〕
巻冊次

'95 ISBN 9784896001112

目次

  • ヒト心筋細胞の電気生理学
  • 伸展受容体の電気生理学的作用
  • 電気的交互脈の基礎と臨床
  • 心房遅延電位
  • 心房細動の薬物治療
  • 心房粗動のカテーテルアブレーション
  • 房室伝導能とブロック
  • 心室性不整脈の薬物治療のありかた—1995
  • QT間隔ばらつきの意義
  • ESVEM報告〔ほか〕
巻冊次

'97 ISBN 9784896001990

目次

  • K+チャネルの最近の知見
  • KATPチャネルと虚血・再潅流不整脈
  • M細胞の電気生理学的特徴と臨床的意義
  • 心室細動除細動の電気生理学
  • Mechanoelectrical feedbackと不整脈
  • 洞不全症候群と洞結節電位記録
  • 心房細動の電気生理学—AF begets AF
  • 心室頻拍症例のrisk stratification—治療方針と予後
  • 肥大型心筋症と不整脈
  • 運動と不整脈〔ほか〕
巻冊次

'99 ISBN 9784896002935

内容説明

不整脈に関わる最近の知見の特徴は不整脈のチャネル病としての側面に関心がもたれていることである。QT延長症候群において発見されたことであるが、その後、Brugada型心電図症候群にも、また心房細動にもチャネル異常を伴う遺伝子変異例が見つかってきた。潜在するチャネル異常の検出には治療薬の薬効を予測させ、あるいは薬の副作用を予見させる可能性がある。“AF begets AF”は臨床的な経験からのことであったが、その背景にはチャネルのリモデリングがあることもわかってきた。頻拍後のcardiac memoryの現象もチャネルのリモデリングとされている。基礎編には上記に加えて、興奮伝導の微細な記録にもとづく細動や多型性頻拍の解析も取り上げられ、臨床編では不整脈の基質の表現として注目されているT波交互脈、QT時間のばらつき、遅延電位の意義やBrugada型心電図の成り立ちなどにも触れられている。

目次

  • 不整脈と分子生物学—最近の動向
  • 頻脈不整脈とspiral wave
  • 心房電気的リモデリングの分子生物学
  • 再灌流性不整脈とレニン・アンジオテンシン系
  • Torsades de pointes波形成立の機序
  • 心拍変動の解析—最近の知見
  • 不整脈の日内変動
  • 時間生物学の意義
  • 抗不整脈薬と自律神経機能
  • Electro‐anatomicalマッピングの臨床応用
  • T波の交互変化〔ほか〕
巻冊次

'01 ISBN 9784896004410

内容説明

基礎と臨床ともに心房細動に力点が置かれている。心房細動の基質となる形態学的あるいは電気的心房筋病変の性質とこれへの対応について、詳述しているのが第一の特徴。一方、突然死の原因の一つとして関心を持たれているものにBrugada症候群がある。遺伝子変異が基礎にある場合としてはQT延長症候群がよく知られているが、この症候群にも遺伝子変異のあることが注目されるようになった。こうしたBrugada症候群をいかに診断し、治療するかが本書の第二の話題。そして三番目には、はじめに触れた大規模臨床試験の現状を心室頻拍と突然死について述べ、四番目に最近の不整脈治療の話題をソタロール、ニフェカラント、ペースメーカー治療などについて紹介する。

目次

  • Gap junctionと興奮伝導
  • Na+/H+交換系と不整脈
  • 心房における異方向性伝導特性と不整脈
  • 心室再分極と自律神経
  • マッピングシステムの進歩
  • 体位性起立頻拍症候群
  • 心房粗動と心房内伝導
  • 心不全と心房細動—病態生理と治療
  • 心房細動—再発とその予防
  • 心房細動とアブレーション
  • 植込み型心房除細動器
  • 再潅流不整脈—機序と治療
  • Brugada症候群—遺伝子異常と発生機序
  • Brugada症候群—電気生理検査の意義と治療
  • 新しい3群薬(d−lソタロール、ニフェカラント)の臨床
  • ペースメーカー治療の応用—閉塞性肥大型心筋症、心不全
  • 先天性心疾患術後の不整脈とその治療
  • 心室頻拍
  • 突然死例の治療
巻冊次

'05 ISBN 9784896009118

目次

  • 加齢に伴う電気生理学的変化とその背景
  • 抗不整脈薬による興奮旋回の停止機序—光学マッピングによる検討
  • 抗不整脈薬の新たな標的—APD回復特性
  • 分子生物学からみた不整脈概日リズム
  • 心磁図による不整脈診断
  • Heart rate turbulenceとその臨床的意義
  • 3群薬による不整脈治療の進歩
  • 抗不整脈薬のTDMとその有用性
  • 心房細動のカテーテルアブレーション—アブレーション手技の変遷
  • 持続性心房細動の抗不整脈薬による除細動〔ほか〕
巻冊次

'90 ISBN 9784943969648

目次

  • 心室期外収縮における抗不整脈薬併用療法
  • 心室性期外収縮の連結期をめぐる諸問題
  • 心室頻拍の治療
  • 心室プログラム刺激法による心筋梗寒患者の予後予測
  • 多形性心室頻拍
  • 不整脈源性右室異形成の特徴と治療法
  • 洞不全症候群の最近の知見
  • WPW症候群の急死
  • 遅延電位と心室性不整脈
  • 心房細動の電気生理
  • 運動誘発性不整脈
  • 不整脈治療薬の不整脈誘発作用〔ほか〕
巻冊次

'91 ISBN 9784943969969

目次

  • マグネシウムの電気生理学的作用
  • 冠動脈疾患における心拍変動評価の臨床的意義
  • 不整脈とcircadian rhythm
  • Baroreflexと不整脈
  • 心房粗動の最近の知見
  • 房室結節リエントリー性頻拍の最近の知見
  • 副伝導路部位診断とPreexcitation Index
  • 房室結節内不顕伝導の評価
  • 非持続型心室頻拍の意義
  • 特発性心室頻拍
  • 心室頻拍における緩徐伝導部位の意義
  • Ic群薬とCAST
  • 抗不整脈薬の抗心室細動効果
  • 再潅流不整脈
  • 上室性頻拍(WPW症候群を除く)に対する外科治療
  • 高周波カテーテルアブレーション
  • Intracoronary chemical ablation
  • 除細動の原理
  • 除細動閾値
  • Monophasic action potentialの臨床的意義
  • 向精神薬による不整脈〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN04703755
  • ISBN
    • 494396964X
    • 4943969968
    • 489600048X
    • 4896001117
    • 4896001990
    • 4896002938
    • 4896004418
    • 4896006356
    • 4896009118
    • 9784779201912
    • 9784779204388
    • 9784779207747
    • 9784779211508
    • 9784779214943
    • 9784779219238
    • 9784779222702
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    大阪
  • ページ数/冊数
  • 大きさ
    26cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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