内村鑑三と寺田寅彦 : 海に生きたふたり

書誌事項

内村鑑三と寺田寅彦 : 海に生きたふたり

影山昇著

(くもん選書)

くもん出版, 1990.4

タイトル読み

ウチムラ カンゾウ ト テラダ トラヒコ : ウミ ニ イキタ フタリ

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注記

内村鑑三・寺田寅彦年譜:p230〜245

内容説明・目次

内容説明

内村鑑三と寺田寅彦の二人に共通しているものは、前進のエネルギーである。厳しい状況下にあっても、暗中を模索しつつ研究の成果を具体的な形にしていく努力を積み重ね、前進の方向を見定めていくことで、水産と日本の教育についての基本的な見方や考え方に新しい地平を切り拓いていった。維新黎明の日本を「水産」をキーワードに邁進した内村と寺田、ふたつの知性の軌跡をたどる渾身の評伝。

目次

  • 第1部 内村鑑三編(内村鑑三と新しい時代;家族と内村;幼少年期の魚類熱;東京・有馬学校;英学にはげむ内村;札幌農学校の創設;内村と札幌農学校;キリスト教の邂逅;開拓使御用係、内村;津田仙との出合い、そして農商務省へ;活発な水産学研究;アメリカでの内村;水産学徒内村と水産伝習所)
  • 第2部 寺田寅彦編(海の可能性に生きた寺田寅彦;寺田寅彦の小中学生時代;熊本第五高等学校;田丸卓郎・夏目漱石との出合いと物理学;東京帝国大学在学時代の寺田寅彦と正岡子規;大学院生から大学講師へ;海外への留学;寺田寅彦と水産学講習所;寺田寅彦と水産物理学・海洋学)
  • ふたりの先覚と水産の未来

「BOOKデータベース」 より

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