日本外交の基軸と展開

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日本外交の基軸と展開

関静雄著

ミネルヴァ書房, 1990.5

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ニホン ガイコウ ノ キジク ト テンカイ

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内容説明・目次

内容説明

岩倉、大久保、黒田、陸奥、原、松岡、岸ら日本外交史の節目をなす政策決定にたずさわった外交家たちの肉声に耳を傾けつつ、ロシアの脅威、外交と内交、日米協調主義、同盟の対外的効果などについて、具体的事例の分析をとおして、明治から現代までの日本外交の基軸を明らかにする。

目次

  • 第1章 日本外交の基軸(外交目標—国益の維持・拡大;外交政策—決定の要素と過程;非西洋国家の近代化—東と西の間で;脅威と同盟—ロシア・ソ連と英・米の間で;対外膨張と国際摩擦—内圧と外圧の間で)
  • 第2章 脅威への対応—ロシアの脅威と樺太政策(国際政治の原理と現実;樺太三策;征韓論の衝撃;その後の対露脅威論)
  • 第3章 外交と内政—陸奥宗光の条約改正外交(海軍予算をめぐる政府と民党の大衝突;条約改正をめぐる陸奥の外交と内交;議会内主導権をめぐる自由党と改進党の争い;条約励行論をめぐる陸奥の外交と内交)
  • 第4章 摩擦と協調—原敬の日米協調主義(原内閣外交の現実;大隈・寺内前両内閣の大負債;政策決定過程の分散的性格;原敬の漸進的政治観と妥協的世論観;原敬の国際政治観の弱点)
  • 第5章 同盟の対外的効果—抑止効と挑発効(日清同盟;日独伊三国同盟;日米同盟)

「BOOKデータベース」 より

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