マックス・ヴェーバーと日本
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マックス・ヴェーバーと日本
みすず書房, 1990.7
- タイトル読み
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マックス ・ ヴェーバー ト ニホン
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注記
「続・日本近代思想史研究の方法」(1988)の講演の速記原稿に修正加筆したもの
内容説明・目次
内容説明
マックス・ヴェーバーの問題意識や方法に学んだ者として、近代世界と近代日本をどう見るか。本書は、このような問いを共有する5人による慶応義塾福沢研究センター主催の連続講演の記録である。話題は、ナチズムの政治的民族神話出現の背景から、オーストリア・ドイツ・日本の農村の比較、日本の宗教意識、ウェーバーの日本に対する見方、近代の自由の原点たるミルトン等々におよび、日本の社会的・経済的・精神的な問題状況を鮮やかに浮かび上がらせる。
目次
- 1 「原初神話」と社会有機体説—マックス・ヴェーバー研究の視座から
- 2 日本の共同体—「宗教と社会の普遍史的関連」の視座から
- 3 近代思想成立期における「自由」の相剋—ミルトンとロック
- 4 近代日本思想史におけるヴェーバー的課題
- 5 近代日本思想史における「外圧」への反応様式
「BOOKデータベース」 より