Bibliographic Information

マックス・ヴェーバーと日本

中村勝己編 ; 柳父圀近 [ほか] 執筆

みすず書房, 1990.7

Title Transcription

マックス ・ ヴェーバー ト ニホン

Available at  / 183 libraries

Note

「続・日本近代思想史研究の方法」(1988)の講演の速記原稿に修正加筆したもの

Description and Table of Contents

Description

マックス・ヴェーバーの問題意識や方法に学んだ者として、近代世界と近代日本をどう見るか。本書は、このような問いを共有する5人による慶応義塾福沢研究センター主催の連続講演の記録である。話題は、ナチズムの政治的民族神話出現の背景から、オーストリア・ドイツ・日本の農村の比較、日本の宗教意識、ウェーバーの日本に対する見方、近代の自由の原点たるミルトン等々におよび、日本の社会的・経済的・精神的な問題状況を鮮やかに浮かび上がらせる。

Table of Contents

  • 1 「原初神話」と社会有機体説—マックス・ヴェーバー研究の視座から
  • 2 日本の共同体—「宗教と社会の普遍史的関連」の視座から
  • 3 近代思想成立期における「自由」の相剋—ミルトンとロック
  • 4 近代日本思想史におけるヴェーバー的課題
  • 5 近代日本思想史における「外圧」への反応様式

by "BOOK database"

Details

Page Top