生命と物質 : 生理学思想の歴史
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書誌事項
生命と物質 : 生理学思想の歴史
(クリテリオン叢書)
平凡社, 1990.6-1992.9
- 上
- 下
- タイトル別名
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Ideas of life and matter : studies in the history of general physiology, 600 B.C.-A.D. 1900
- タイトル読み
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セイメイ ト ブッシツ : セイリガク シソウ ノ レキシ
大学図書館所蔵 件 / 全154件
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上RA||125||Ha00086236,
上RA||Hal||Sei00336590, 下RA||125||Ha00086237, 下RA||Hal||Sei00336591 -
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注記
参考文献:下p413-419
内容説明・目次
内容説明
生命をどうとらえるか。この古典的な問いがはらむ意味は単に生物学にとどまらず哲学・宗教学・神話学、さらには、社会思想や芸術にまでおよそ知にかかわるすべての領域に及ぶ。本書は、ギノシア以来、各時代の思想家たちが、この問いに示した解答のうちに、その科学的な取扱い、すなわち生理学的思想が胚胎し、育くまれていく過程を歴史のダイナミズムのうちに描き出す。
目次
- 第1章 生命=物質問題と生物学の戦略
- 第1部 古代における問題(ソクラテス以前の解答;初期の医学的見解の実例;付与されたものとしての生命—霊魂;自己復製する形としての生命;生命と原子;物理的な力と生理的な力)
- 第2部 新生物学に向かって(ルネサンス科学の出現;中世の混融;新しい伝統生理学;イアトロ化学的アプローチ;機械論、力学、機械論的生物学—序論;近代理論に向かう最初の努力;生命の座としての血液;ミクロ生物機械論)
- 第3部 生命と空気(生命、運動、熱、空気;生命と粒子運動;目で見る生命の徴細構造;抑制された炎としての生命;組織内の燃焼的相互作用としての生命;生命と空気の問題に寄与した17世紀後期の他の人びと)
- 第4部 アニミズムと機械的論(生命と生命医学的霊魂;ミクロ機械論モデル)
「BOOKデータベース」 より