人類破滅の選択 : 環境考古学が明かす古代文明の盛衰
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人類破滅の選択 : 環境考古学が明かす古代文明の盛衰
(古代を検証する)
学習研究社, 1990.6
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ジンルイ ハメツ ノ センタク : カンキョウ コウコガク ガ アカス コダイ ブンメイ ノ セイスイ
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Description and Table of Contents
Description
これまで見過ごされてきた気候の激変や自然の破壊が、人類の歴史をどう動かしてきたのか…。人間中心の世界観への警鐘であり、地球環境の破壊への警告である。
Table of Contents
- 第1章 『ギルガメシュ』からの出発—人類が神から自由を獲得したとき(都市文明に未来はあるか;都市文明はいつどこで誕生したか)
- 第2章 ノアの大洪水はなぜ起こったか—大洪水はメソポタミア文明開幕の序曲(ノアの大洪水伝説;メソポタミア文明盛衰のカギ;5000年前の“気候事件”の発見;ノアの大洪水はなぜ起こったか)
- 第3章 都市文明の誕生とオリーブ—オリーブ栽培の独占化がもたらしたもの(テル・マストゥーマ遺跡を掘る;オランダ・フローニンゲンの秋;オリーブ栽培の起源)
- 第4章 夏雨と冬雨の文明—エジプト文明と夏雨の秘密をさぐる(なぜピラミッドがつくられたか;人類史の別れ道)
- 第5章 インダス文明盛衰の原因は何か—ヒマヤラがその“カギ”を握っていた(ヒマラヤが見える;インダス文明盛衰の原因をさぐる;インダス文明盛衰のカギを握るもの)
- 第6章 日本にもあった5000年前の気候異変—縄文文化もヒマヤラの支配下にあった(内湾型社会から内陸型社会へ;文明の盛衰と遺跡の集中・分散;古代文明と縄文文化のかかわり)
- 第7章 人類が生き残る道—第6革命—もう地球にオアシスはない(フンババとメドュウサの悲しみ;気候悪化期に増殖;もうオアシスはない)
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