魚をとるくふう
著者
書誌事項
魚をとるくふう
(自然の中の人間シリーズ, . 海と人間編||ウミ ト ニンゲンヘン ; 5)
農山漁村文化協会, 1989.5
- タイトル別名
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魚をとるくふう
- タイトル読み
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ウオ オ トル クフウ
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注記
監修: 農林水産省農林水産技術会議事務局
構成: 山川健重,加古里子
内容説明・目次
内容説明
海の魚は無尽蔵ではない。漁業技術の発達が、魚をとりつくす危険をもたらす。魚にはどんな習性があり、人間にはどんな漁法があるか。限りある海の幸を、できるだけ豊富に、永遠にとり続けるための方法を考えてみる。
目次
- 人間は大むかしから、魚をとる工夫をしていた
- 魚には流木のまわりに集まる性質がある
- 夜の海面に光を当てると、魚が集まってくる
- 海にすみごこちのよい団地をつくり、魚を集める
- たこつぼは、昼間せまい場所にひそむタコの習性を利用している
- なわばり争いの習性を利用し、おとりをつかうアユの友づり
- 網で魚をとる方法の基本はすくうこと
- 回遊魚の群れを網でかこんでとる巻き網漁法
- 深いところにいる魚をかき集める底びき網漁法
- 魚をまちぶせて網をからめるさし網漁法
- 半年間も網を張り、魚をさそいこむ定置網漁法
- カツオの一本づりは短時間の勝負
- はえなわの1本の幹には、つりばりの枝が何千本もついている
- 乱獲の結果、資源がみるみるへってきた
- 魚を安定してとり続けるためには、自然状態の半分ぐらいの数に保つ
- 数と成長の程度を考えて、もっとも量の多い時期にとる
- 産卵期の魚を守ることは、次の世代を守ることにつながる
- 海の資源を守るには、世界の国々の間でルールが必要
- あらゆる科学技術をつかって、海のめぐみを永遠に利用する
「BOOKデータベース」 より