日本文学論考

著者

書誌事項

日本文学論考

塩田良平先生古稀記念論文集刊行会編

桜楓社, 1970.11

タイトル別名

塩田良平先生古稀記念 : 日本文学論考

タイトル読み

ニホン ブンガク ロンコウ

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注記

著者の肖像あり

内容: 古典編 旅人の妻は果して神亀五年五月中旬頃に死んだのであろうか(平山城児) 三宝絵中巻と日本霊異記(福島行一) 伊勢物語の章段構成--高子章段と前後章段(塚原鉄雄) 覚鑁不動明王化現説話の形成(鈴木佐内) 歌謡往生試論--法然上人伝と梁塵秘抄口伝集とを基盤として(榊泰純) 本文転化に見る定家の書写意識--「土左日記」の場合(清水義秋) 『四部合戦状本平家物語』批判--延慶本との対比をめぐって(水原一) 平志吟譜の本文(村上光徳) 謡曲中に展開せる一ことわざの意義(星田良光) 『とはずがたり』欠巻考(松本寧至) 最上牢人としての如儡子--「可笑記」ノート(田中伸) 上代における一、二音節名詞および動詞の意味分布について(東節夫)

内容: 近代編 花月誌上の成島柳北(大野光次) 鴎外「半日」成立の一考察ー財産問題をめぐって(河合靖峯) 試論「我輩は猫である」--漱石のカタルシス(川上一夫) 「草枕」の造型性(小出光) 山川登美子試論--登美子と「家」(板垣弘子) 岩野泡鳴小論--その「有形的事業」と「無形的事業」(文学)の関係(三田英彬) 青春記の山村暮鳥(和田義昭) 宮沢賢治短歌の文語詩への展開(及川亮賢) 有島作品の二面性--「クララの出家」の問題点に及ぶ(高原二郎) 荷風文学における風景と人間(槌田満文) 室生犀星ノート--自伝小説を中心に(本多浩) 川端文学の美意識--その色彩感覚を中心として(小林芳仁) 嵯峨の屋おむろ序説--『無味気』周辺(杉崎俊夫) 仏教文学の方法--筑土教授の宗教文学構想を批判しつつ(山田昭全)

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN05065326
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    596p, 図版1枚
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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