太宰治をどう読むか : その文学と人間と風土
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太宰治をどう読むか : その文学と人間と風土
サイマル出版会, 1990.5
新版
- タイトル読み
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ダザイ オサム オ ドウ ヨムカ : ソノ ブンガク ト ニンゲン ト フウド
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注記
初版:弘文堂 1962年刊
内容説明・目次
内容説明
太宰の文学は、あたかも青春の緑門のように若者を惹きつけ、海外にも読者が広がっている。—本書は、同じ時代を生き、ともに文学を語り、また郷里を同じくした著者が、太宰文学の本質を、清冽な友情をこめて書いた、読者と太宰を結ぶきずなであり、その文学と人間と津軽の風土への案内書である。
目次
- 1章 その死—もう一つの世界(太宰死す;作品への殉死;負の倫理 ほか)
- 2章 その故郷—津軽の風土(太宰と津軽;「思ひ出」の中の故郷;善蔵への親近性 ほか)
- 3章 その人—苦悩の旗手(津軽気質;太宰の性格;生れてすみません ほか)
- 4章 その文学—義の哀しみ(道化の生活;「父」における義;「桜桃」;家庭の幸福とは ほか)
- 5章 その回想—遠き面影(青森中学時代;東京大学時代;太宰への手紙;「晩年」出版のころ ほか)
「BOOKデータベース」 より