臨床精神療法
著者
書誌事項
臨床精神療法
みすず書房, 1968.7
- タイトル別名
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Klinsche Psychotherapie
- タイトル読み
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リンショウ セイシン リョウホウ
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文献あり
内容説明・目次
内容説明
本書は「臨床精神療法」と題されているが、その主眼は分裂病の精神療法にある。ベネデッティは分裂病を極とする精神障害を「自我衰弱」として捉え、病者の成熟を待つ無理のない態度をその精神療法の中核においている。巻末のヴェンガーの「精神医学的看護」とともに、わが国の現在の精神療法にとって示唆するところはきわめて大きいと思われる。
目次
- 精神療法における医師の立場—序
- 第1章 医師‐患者関係の概要(正しい問い方について;適切な問いについて ほか)
- 第2章 転移(神経症と精神病における転移の本質;転移と投影の相違 ほか)
- 第3章 解釈の本質と作用(抑圧されているものをふたたび思いだすことと解釈によるはじめての認識;解釈の効果 ほか)
- 精神医学的看護(精神医学的看護の定義、領域および限界;精神医学的看護における関係の構造 ほか)
「BOOKデータベース」 より