ベンヤミン
著者
書誌事項
ベンヤミン
(Century books, . 人と思想||ヒト ト シソウ ; 88)
清水書院, 1990.7
- タイトル読み
-
ベンヤミン
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注記
ベンヤミン年譜・参考文献: p194-204
内容説明・目次
内容説明
ベンヤミンは退廃的な思想家であった。19世紀末のベルリンに生まれたユダヤ系ドイツ人であった彼は、ドイツ市民階級の文化が没落し、ドイツ人とユダヤ人との共生関係が破局を迎えるのを目撃した。伝統的な社会秩序がこのように崩壊していくなかから、ベンヤミンは自らの思想をつくり上げた。第1編の生涯編で、思想家の生涯を交友関係や、エピソードなどにもふれて、興味深く克明に記述、第2編では、その主要著書を選択して、概説とその中心となる思想を、わかりやすく紹介する。
目次
- 1 ベンヤミンの生涯(ベルリンの幼年時代;青年運動と戦争の時代;ワイマール時代;亡命の時代;最後の日々)
- 2 ベンヤミンの思想(青春の形而上学;批評の理論;ドイツ‐ロマン主義の芸術批評とゲーテの親和力;ドイツ悲劇の根源;プルーストとカフカ;複製技術時代の芸術;言語哲学と収集癖;パリの遊歩街;歴史の概念について)
「BOOKデータベース」 より