日本とは何なのか : 国際化のただなかで
著者
書誌事項
日本とは何なのか : 国際化のただなかで
(NHKブックス, 600)
日本放送出版協会, 1990.9
- タイトル別名
-
日本とは何なのか : 国際化のただなかで
- タイトル読み
-
ニホン トワ ナニ ナノカ : コクサイカ ノ タダナカ デ
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注記
執筆: 園田英弘ほか
内容説明・目次
内容説明
リビジョニストは日本の経済・社会構造が反民主的であり異質であると批判する。それが高じて日本文化批判となり、日本研究さえもがアンフェア呼ばわりされる。この状況を打破するためには、まず「日本をどう捉えるのか」に関する原理と方法を確立する必要がある。そして、この問いは結局「日本とは何なのか」につながる。世界の視線が日本に集まる今日において、内外の専門家がこれらの難問にチャレンジする。
目次
- 序章 日本とは何なのか—日本研究の国際化と日本文化の本質
- 第1部 これからの日本研究—国際化の中で(世界の日本研究;アメリカにおける日本研究の特質;ヨーロッパにおける日本研究の将来;日本研究—中国の立場から;日本研究の新たなるパラダイム)
- 第2部 世界の中の日本文化(日本文化の人類学的基盤—二重構造モデル;日本の伝統文化における個別性と普遍性;世界の中の日本文学—俳句をめぐって;日本人の思想的特質はどこにあるか;世界史としての江戸時代;日本人論に思う)
- 第3部 日本文明の問題点と可能性(日本人の宗教意識の変容;日本的自我と近代的・西洋的自我との葛藤;日本は「経済大国・政治小国」か;国際摩擦における「言いわけ」の構造—日本とアメリカの場合;NIES文明と日本文明;日本文明の系譜と文明史的可能性—文明史の時代区分と関連させて)
- 付章 大学共同利用機関における日本研究
「BOOKデータベース」 より