ラインからきた妻と息子 : 体験的比較文化論
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書誌事項
ラインからきた妻と息子 : 体験的比較文化論
(中公文庫)
中央公論社, 1988.8
- タイトル読み
-
ライン カラ キタ ツマ ト ムスコ : タイケンテキ ヒカク ブンカロン
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内容説明・目次
内容説明
日本語を身体化できても日本食を身体化できずドイツの大きなステーキに恋こがれる息子。日本食を身体化しやや肥満の懸念があるも日本語を身体化できず悩む妻。「日本人になりきる」ことに実は少し不安を感じているドイツ留学12年の著者。三者三様、国際家族の日本奮戦記。
目次
- 1 マルガレーテ・愛・生きがい(マルガレーテとの出会い;ケルンの“家政夫”時代;「職業—なし」を嘆く妻;漱石型より鴎外型を;エロスの行きつくところ ほか)
- 2 秀雄・学校・教育(「きょう日本の学校に行きました」;ラジオ体操とシャンゼリゼの行進;「名札をつけて誘拐されませんか?」;人の気持ちはブラックボックス;なぜ制服なのか ほか)
- 3 日本・ドイツ・文化(過去がものいう日本社会;カタカナ語にうろたえて;逆立ちするクリスマス;指の吹きとぶ大晦日;妻は軒先にぶつかった! ほか)
「BOOKデータベース」 より