書の終焉 : 近代書史論

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書の終焉 : 近代書史論

石川九楊著

同朋舎出版, 1990.7

タイトル読み

ショ ノ シュウエン : キンダイ ショシロン

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内容説明・目次

内容説明

初めて描かれた近代書のあゆみ。西欧思想・世界思想との接触のなかで、東アジアの美=書はいかなる変容・変質をとげ、いかに生きのびたか。

目次

  • 書—終焉への風景
  • 明治初年の書体—西郷隆盛
  • 世界の構図—副島種臣
  • 写生された文字—中林梧竹
  • 異文化の匂いと字画の分節—日下部鳴鶴
  • 「龍眠帖」、明治41年—中村不折
  • 再構成された無機なる自然—河東碧梧桐
  • 最後の文人の肖像—夏目漱石
  • ことばと造形のからみあい—高村光太郎
  • 短歌の自註としての書—会津八一
  • 位相転換、その結節点—比田井天来
  • 主題への問い—上田桑鳩
  • 諧調の美学—鈴木翠軒
  • 〈動跡〉と〈黒跡〉への解体—森田子龍
  • 文字の肖像写真—井上有一
  • 日本的様式美の変容—小野鵞堂・尾上柴舟・安東聖空・日比野五鳳
  • 現代篆刻の表出—呉昌碩・斉白石・河井〓廬・中村蘭台二世

「BOOKデータベース」 より

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