誇りて在り : 「研成義塾」アメリカへ渡る
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誇りて在り : 「研成義塾」アメリカへ渡る
講談社, 1988.8
- タイトル読み
-
ホコリテ アリ : ケンセイギジュク アメリカ ヘ ワタル
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注記
主要参考資料・関係史年表:p306〜313
内容説明・目次
内容説明
今世紀の初め、長野県安曇野からアメリカに“神の国”を築こうと集団で移住した人たちがいた。内村鑑三の弟子にあたる井口喜源治の「研成義塾」出身者である。反骨のジャーナリスト・清沢冽ほか、その数70余名。彼らこそ、現代人が忘れた“こころざし”を高く掲げる人々だった。日系アメリカ人苦闘の感動ドキュメント。
目次
- 序章 日米摩擦のはざまに
- 第1章 シアトル8番街162番地(103歳の一世・勝野庄一郎;清沢洌らと並ぶ写真;毎日曜日の日本語礼拝;明治30年代末の渡米ブーム;「日本人を放逐せよ」の“嵐”)
- 第2章 米国の地に「新故郷」を(25名で発足した穂高倶楽部;「写真花嫁」の舞台裏;クリスチャンの理想郷;井口喜源治と研成義塾;内村鑑三の「研成義塾」の絶讃記事;純粋培養された非戦主義)
- 第3章 国家の庇護なく孤立して(「排日土地法」違反の第1号;離婚、駆け落ちの大事件;反米感情に火をつけた「排日移民法」;子供にそむかれた井口喜源治;大恐慌の中で;番号で呼ばれた収容所生活;収容されなかったハワイの日系人)
- 第4章 アメリカが背負った十字架(ゴードン平林の孤独な闘争;「情報公開法」で発掘された真相;45年目に勝ち取った完全無罪;靴小売店で大成功した東条〓;日本文化を見直す3世たち;戦前における日米摩擦の元凶)
- 関係年表
「BOOKデータベース」 より