和辻哲郎 : 国語国文学への示唆
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和辻哲郎 : 国語国文学への示唆
有精堂出版, 1990.10
- タイトル読み
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ワツジ テツロウ : コクゴ コクブンガク エノ シサ
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内容説明・目次
内容説明
日本的感性を基盤にヨーロッパ的学問を広大なスケールで展開した「和辻学」は、国語国文学の分野へも大きな示唆を与え、その問題提起を承けて諸学者が近代的な学問に整えていったのだった。今日から21世紀にかけてなお「和辻学」の学的生命の新鮮さを確信する著者が、若き日以来の興味と関心を基に、その方法の解明に取組む。
目次
- 第1篇 総論(『古寺巡礼』の哲学者和辻哲郎;『ホメーロス批判』古典フィロロギーの方法;『和辻哲郎全集』について)
- 第2篇 各論(『日本古代文化』と古事記;『日本精神史研究』の源氏物語;『日本精神史研究』の枕草子;『人間の学としての倫理学』の人間と人間との結びつき;『続日本精神史研究』の日本文化の重層性;『風土』と寺田寅彦;『孔子』の論語の原典批判;『鎖国』と読売文学賞;『桂離宮』と三渓園;『自叙伝の試み』をめぐって)
「BOOKデータベース」 より