サン=テグジュペリの世界 : 星と砂漠のはざまに
著者
書誌事項
サン=テグジュペリの世界 : 星と砂漠のはざまに
岩波書店, 1990.10
- タイトル別名
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Saint-Exupéry
- タイトル読み
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サン=テグジュペリ ノ セカイ : ホシ ト サバク ノ ハザマ ニ
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注記
年譜: p1-10
文献: p247-248
第4刷 (1998.9) の頁付: iii, 252p
内容説明・目次
内容説明
星辰は頭上に広がり、眼下の大地には親しい灯が点在する。この文明社会に人間の絆をどう創成するか、その結び目はどこにあるのか。中空の闇をゆくパイロットは、しばし瞑想し、ときに星と対話する。『夜間飛行』『人間の大地』『戦う操縦士』と書き継いだこの『星の王子さま』の作家は、地中海洋上に消え去るまで思念を深くめぐらした。このユニークな行動する文学者の世界を、その全作品からの引用を自在に交えて、あますところなく論じた。本書は、サン=テグジュペリの文学を語るとき、逸することのできぬ定評ある古典的名著である。
目次
- 他の人たちによる、アントワーヌ、トニオ、サン=テックス
- 子どもの王子さまから大人の族長へ
- イカロスの逆説
- 5つの中継基地
- 人間の関係
- 生成してゆく人間
- 事物の結び目
- 文明、人間の帝国
- 砂と城砦と黒い花崗岩
- バベルの塔に抗して
- 死がおのれ自身に変えたままの姿で
「BOOKデータベース」 より