科学の極相 : 思考の対位法
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科学の極相 : 思考の対位法
(叢書=スキエンティア・ノーヴァ, 1)
哲学書房, 1990.10
- タイトル読み
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カガク ノ キョクソウ : シコウ ノ タイイホウ
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内容説明・目次
内容説明
創造力の展開の深奥部にむけて、物理学と東洋思想との相関をふまえて、多岐にわたって考察を加えた力作。脳・経済学・生態学など諸分野を自由に横断し、研究者の発想と行動の動機をさぐる。
目次
- 1 脱領域の旅(ポパーの三世界モデルと五蘊説;マクリーンの三位一体脳;統一場理論と中観説;科学の起源と科学の理想;湯川とヤンの論争;トレドから京都へ)
- 2 脱世紀末の科学者たち(ジョセフソンと創造性の科学;脱物理学の経済学者たち;ウイーンの脱世紀末科学者たち;物理学者になったフォンテンブローのラマルキスト;マンデルブロの地球外惑星風景と宇宙生物学;ワルシャワの脱哲学詩人—テオロゴス島から田沢湖へ)
- 3 科学の極相と超科学の構想者たち(生態学的発展システムの極相;マルガレフの生態遷移則と極相都市の実験;量子力学のパラドックスと道元の極相観;物理学の極相にあらわれたマクスウェルのデモン;諸科学進化の極相にあらわれたカミ;反証と超越)
- 4 脳内諸言語変換文法(天才と脳;好奇心と創造の生物的価値;自由意志と言語の物理学的起源—脳と心;三つの脳内言語—シンボル〈記号〉、サイン〈徴候〉、シグナル〈信号〉;脳の自己参入構造と思考の対位法;ひもに書かれた世界)
「BOOKデータベース」 より