精神分析の都 : ブエノス・アイレス幻視
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書誌事項
精神分析の都 : ブエノス・アイレス幻視
(Fukutake Books, 23)
福武書店, 1990.10
- タイトル読み
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セイシン ブンセキ ノ ミヤコ : ブエノス アイレス ゲンシ
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内容説明・目次
内容説明
南米アルゼンチンの都ブエノス・アイレス・地球の裏側のこの街で著者が経験したものは、裏が表になり、左が右になり、南が北になり、上が下になるという、逆の認識の旅であった。そして、ブエノス・アイレスが誇る〈文化〉のひとつ、精神分析にとりくんだ著者は、自らの体験をとおして、日本と日本人を鏡のように逆照射しつつ、自己を再構築してゆく。つくられた街とそこに住む人々の陽炎のようなゆらめき。
目次
- 第1章 精神分析の都ブエノス・アイレス(自己解体の群像;難聴と記憶喪失;反精神分析の立場;日系人の精神分析 ほか)
- 第2章 ディヴァンからの思索(精神の開示;人類の神経症;同一化の幻想;笑いと死 ほか)
- 第3章 ブエノス・アイレス絵画幻想(リマの風景;ベルッティ通りの屏風画;自動筆記の世界;マリエンバート)
- 第4章 哲学者集団BAAB(社会心理学者ダニエル・クラヴィウス;心理学者セサール・マルッコ;児童心理研究科デボラ・ダヴィッドソン;ガブリエラ・カプランと医の倫理;物理学者ホセ・リャン ほか)
「BOOKデータベース」 より