仮説の物語り : いかに事実を発見するか

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仮説の物語り : いかに事実を発見するか

松本健一著

新潮社, 1990.10

タイトル読み

カセツ ノ モノガタリ : イカニ ジジツ オ ハッケン スルカ

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内容説明・目次

内容説明

学術と芸術の間、ノンフィクションの地平に多様に拡がる現代の言語表現は、かつての小説作法では読みとれない—スリリングに展開する新領域の“学芸”時評。

目次

  • 1 発見される事実をめぐって(人魚の写生図;「鼻行類」というフィクション;史(資)料の虚実;中居屋重兵衛文書の構想力;模倣と創造;文学研究(学問)と文芸批評;「たけくらべ」論争;『わが友マキアヴェッリ』が発見したもの ほか)
  • 2 歴史という物語(非歴史主義への誘い;歴史におけるイデー〈理念〉;『日本文化私観』の合理的精神 ほか)
  • 3 仮構の発生する場所(「不幸」をあらわす数式;芳洲と白石、あるいは学芸と文芸;『市塵』の白石像;ノンフィクションの限界;井上剣花坊、信子、鶴彬の川柳作品;事実の内側にひそむ物語 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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