そして文明は歩む
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書誌事項
そして文明は歩む
(新潮文庫, も-11-4)
新潮社, 1990.10
- タイトル読み
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ソシテ ブンメイ ワ アユム
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内容説明・目次
内容説明
オリュンポスの丘に数多の神が集うギリシア、これに相対して唯一の神しか認めないイスラム、宇宙を陰陽の二元思考で構築する中国、ゼロを発見したインド、三位一体を説くヨーロッパのキリスト教文明、そして八百万の神を崇める日本人——多・一・二・ゼロ・三・万と、地球上に生れた様々な文明は、その神の数によつて六つに分類できる。世界文明の根源を改めて掘り起す新文明論。
目次
- 序章 ガラタ橋の残照
- 第1章 神の選択
- 第2章 「多」の世界の敗北
- 第3章 「多」と「ゼロ」の接触
- 第4章 「ゼロ」とは何か
- 第5章 「二」の文明の土俵
- 第6章 「二」が創る宇宙美
- 第7章 科学を生んだ「一」の原理
- 第8章 時間を作った「一」の創造者
- 第9章 「一」にして「三」なる文明
- 第10章 「ふたつの魂」が創造したドラマ
- 第11章 自然にかくれる「万」の文明
- 第12章 女性原理の文明
- 第13章 日本、象徴の文明
- 終章 神の顔、人の顔
「BOOKデータベース」 より