フランス中世滑稽譚
著者
書誌事項
フランス中世滑稽譚
(現代教養文庫, 1106)
社会思想社, 1988.9
- タイトル読み
-
フランス チュウセイ コッケイタン
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内容説明・目次
内容説明
中世フランスの“浮世草子”ファブリオからの笑いのシリーズ第3集。飲んだくれ女になまぐさ坊主、巧妙な手口の詐欺や不倫妻たちがくり語げる中世絵巻。性談義や糞尿譚をも含む、天真爛漫、抱腹絶倒の話19篇を収録する。
目次
- 増侶にご用心(ゴンベールと2人の学僧の話—美しい女房をもつ亭手よ僧侶にご用心;やきもち亭主アルールの話—間男司祭ほうほうの態の巻 ほか)
- 愚か者あわれ(パリの3人の女たちの話—飲んだくれ始末記;尻長のベランジェの話—妻にしてやられた腰抜け侍 ほか)
- 頓智と奸智(弁舌によって天国に行った農夫の話—頓智でやりこめられた聖人たち;オルレアンの町人の女房の話—一杯くわされた亭主殿 ほか)
- 臭い話(大道芸人ジュグレの話—糞まみれで殴られ蹴られ;糞の話—賭けには勝ったが… ほか)
- 馬鹿話(魔法の指輪の話—とんだ災難の司教殿;ゴートロンとマリオンの話—生娘の条件)
「BOOKデータベース」 より