教父時代
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教父時代
(キリスト教史 / 上智大学中世思想研究所編訳, 第2巻)
講談社, 1990.11
- : 新装版
- タイトル別名
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Geschichte der Kirche
- タイトル読み
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キョウフ ジダイ
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注記
原著監修: L.J.ロジェほか 監修: 上智大学中世思想研究所
巻末: 年表・文献目録
内容説明・目次
内容説明
新約聖書時代から現代に至る、キリスト教の全体像を明快に解き明かすわが国で唯一の総合的キリスト教史。「大迫害の前夜」の3世紀末から6世紀末、いわゆる「中世キリスト教」が登場するまでの東西両教会の歴史を叙述。ローマ帝国のキリスト教化やギリシア系・ラテン系教父の思想を解明。異端との対応、数次の公会議での論議、修道制、ゲルマン諸民族の改宗などについて考察。
目次
- 紀元四世紀(大迫害前夜におけるキリスト教;最後の迫害と教会の平和;四世紀前半の教会;アリウスとニケア公会議;アリウス派による危機の変転;修道院制の起原と初期の発展;ローマ世界を越えるキリスト教の拡大;帝国内部におけるキリスト教の進歩;教父の黄金時代;四世紀末におけるキリスト教的生活;キリスト教時代)
- 紀元5、6世紀(東西キリスト教間の溝の深まり;〈キリスト論〉をめぐる初期の論争;エフェソス公会議からカルケドン公会議まで;反カルケドン派の対抗;単性説派と新カルケドン派;ローマ帝国外の教会;5、6世紀における東方の修道生活;キリスト教帝国としての東ローマ帝国;ビザンティンの教会と信仰心;ペラギウス説;蛮族侵入の結果;西方における教父時代の終末;中世キリスト教世界の勃興;北ヨーロッパの改宗に向かって)
「BOOKデータベース」 より