時代観察者の冒険
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時代観察者の冒険
(新潮文庫, こ-10-20)
新潮社, 1990.12
- タイトル読み
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ジダイ カンサツシャ ノ ボウケン
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内容説明・目次
内容説明
ぼくたちは、いま、どういう時代に生きているのか。そして、80年代とは、どういう時代だったのか—。〈日付けのある文章〉を軸にして、旺盛な好奇心と鋭敏な感受性で、東京の変容、人間観察、ショウと笑い、アイドル、言語、本と読書の周辺などと、とりあげる話題は多彩に広がる。〈時代の匂い〉をふんだんにつめこんだエッセイでおくる、現代観察フィールド・ノート。
目次
- 社会時評1 1978‐1979(情報公害について;生活騒音と狂気;外来語の誤用と〈パロディ〉 ほか)
- 言語時評 1977(電話のなかの言葉;テレビのなかの言葉;〈エンタテイナー〉という言葉)
- 社会時評2 1978‐1986(〈ギャグ・エイジ〉の守護神;白球を追って;こだわり続けること ほか)
- 日記から 1981
- ニューヨークから(相互理解;ブロードウェイ1981;消えた書店)
- 東京のこと(下町の夏;花火の町;町人文化への道 ほか)
- 十人十色(親切な人;ヨコの関係;お酒飲む人 ほか)
- 作家と作品(もう1人の〈北杜夫〉;『筒井康隆劇場12人の浮かれる男』;大岡昇平『成城だより』 ほか)
- 自作の周辺
- 本と書評の周辺
- 原初の風景
「BOOKデータベース」 より