ゲルニカ物語 : ピカソと現代史

書誌事項

ゲルニカ物語 : ピカソと現代史

荒井信一著

(岩波新書, 新赤版 155)

岩波書店, 1991.1

タイトル読み

ゲルニカ モノガタリ : ピカソ ト ゲンダイシ

注記

主な参考文献: 巻末p1-4

内容説明・目次

内容説明

スペイン内戦の時代に生まれ、20世紀最大の政治的絵画といわれる「ゲルニカ」。パリ万国博に初めて展示されたこの壁画は、単にゲルニカ爆撃への怒りを語るだけではない。著者は、ファシズムと人民戦線が対峙する時代状況に重ねてピカソの内面的な苦悩を描き、さらに戦後史の激動の中でこの絵がたどった運命にも説き及ぶ。

目次

  • 第1章 パリ万国博覧会・1937年—ファシズムと人民戦線
  • 第2章 ゲルニカの爆撃—誰が、なぜ、どのように?
  • 第3章 『ゲルニカ』誕生—ピカソの苦悩、作品の解釈
  • 第4章 漂泊と復活—ニューヨークから祖国へ
  • 終章 プラド美術館で

「BOOKデータベース」 より

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